18歳で選択した寿命は正解だったのか『あの子にしか行けない天国』木爾チレン

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株式会社小学館は、木爾チレン(きな ちれん)の最新作『あの子にしか行けない天国』を10月7日に発売する。今回、特設サイトがオープン。また、今井キラによる書影と装画が公開された。

『二人一組になってください』が14万部突破

木爾チレンは、1987年、京都府生まれ。2009年に『溶けたらしぼんだ。』で第9回「女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞した。2012年に、『静電気と、未夜子の無意識。』でデビューする。

主な著書は、『みんな蛍を殺したかった』『私はだんだん氷になった』『神に愛されていた』など。『二人一組になってください』は、卒業式直前に女子高の担任教師が課したデスゲームとして話題を集めた。

「若さ」と「老い」究極の2択

『あの子にしか行けない天国』は、18歳になった女性たちに課される究極の「選択」を通じ、「幸せ」の真理に迫る作品である。自分が選んだ寿命(生き方)は正しかったのか、人生に満足できるのかを考えさせられる。

物語は、「選択制度」が発足した世界で展開する。女性は、『Ⅰ』18歳の身体機能・容姿を保ったまま45歳で寿命を迎えるか、『Ⅱ』従来通り老いながら90歳まで生きるか、を選ぶことを義務づけられていた。

異なる「選択」をした紗月と莉々依

紗月は、『Ⅰ』を象徴する女優の母を持ち、自身も女優を志している。莉々依は、アイドルに憧れている。「いつか二人で、それぞれの分野の頂点に立とう」とはしゃいでいた。

親友だった二人の人生は、この「選択」を境に分かたれていく。選んだ未来を正解にできるのか。読み進めながら、「違う選択をしていたら」と考えずにはいられない物語となっている。

四六判/320ページ。価格は、1,980円(税込み)。

■出典
株式会社小学館のプレスリリース

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