米澤穂信×星野源『石の刃』ビジュアル解禁。米澤初の法廷ミステリ

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株式会社KADOKAWAは9月7日、米澤穂信の長編小説『石の刃』を11月25日に発売すると発表した。プロデュース・写真ディレクション・出演は星野源が手掛ける。

星野源のアイデアから始まった8年越しの共同創作

米澤穂信と星野源による共同創作企画は、2018年に星野の提案をきっかけに始まった。

「小説 野性時代 特別編集 2024年冬号」から連載がスタート。連載時、星野は小説から着想を得て提案・ディレクションを行い、主人公の弁護士・絵島を自ら表現した写真が各章の扉を飾った。

書籍化に当たっては、改稿後の原稿を読んだ星野が連載時のイメージを刷新。初タッグとなるカメラマンやデザイナーを自ら抜擢し、スタイリングも含めて撮影チームを一から構築した。

主人公・絵島の存在感を細部まで追求した写真や装丁に、星野のこだわりが凝縮されている。カバーと扉のために新たな写真を撮りおろしており、9月7日には発売に先駆けてカバービジュアルが解禁された。

語らない被告人を前に、弁護士はどう真実へ迫るのか

『石の刃』は、米澤穂信が初めて挑むリーガルミステリである。

虎ノ門に法律事務所を構える弁護士・絵島のもとへ、先日判決が下った殺人事件の控訴審の依頼が舞い込む。この事件は、「殺人日記事件」と呼ばれ世間を騒がせていた。

被告人の小布井春子は、夫の復讐のために被害者を展望台から突き落としたとされ、一審で重い有罪判決を受けた。だが、彼女は控訴に消極的で、事件について完全な黙秘を貫いている。

裁判資料、関係者への聞き取り、現地調査。絵島は三つの手段を駆使して事件の真相を追う。「勝てる見込みはほとんどない」とされる控訴審で、被告人本人が口を閉ざすなか、どこまで事実に迫れるのか。緊張感あふれる法廷での戦略と謎解きが交差し、法廷小説と本格ミステリの双方の面白さを味わえる構成だ。

四六判・472ページ、定価2,475円。初回出荷分は、米澤と星野のコメント・サイン(いずれも印字)入りの限定カバー仕様となる予定だ。

■出典
株式会社KADOKAWAのプレスリリース

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