一穂ミチによる珠玉の作品集『希望の子』10月7日発売

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株式会社文藝春秋は、一穂ミチ(いちほ みち)の最新作『希望の子』を10月7日に刊行する。今回、作品をイメージしたティザービジュアルを公開した。

稀代のストーリーテラー

一穂ミチは、大阪府生まれ。2007年に『雪よ林檎の香のごとく』でデビューする。2022年には、『スモールワールズ』で吉川英治文学新人賞を受賞する。さらに、咲くやこの花賞(文芸その他部門)も受賞している。

2024年には、『光のとこにいてね』で島清恋愛文学賞を受賞。コロナ禍の日常で起こった、さまざまな「罪」をテーマにした短編集『ツミデミック』で直木賞を受賞した。

その他の著書として、『うたかたモザイク』、『恋とか愛とかやさしさなら』、『アフター・ユー』、『たぶん、恋しい』など、登場人物の繊細な心理描写が秀逸な作品が並ぶ。

6つの物語からなる珠玉の作品集

連作短編小説であり、「希望の子」「カーマンライン」「ウィンドミルでキドニーパイを」「羊の帰る家」「歌うように生きて」「汽水域」が収録されている。

「希望の子」は、切なくも温かい“反”希望の物語。1年でいちばん嫌いな日は“誕生日”。主人公の雪花は、2011年3月11日、大災害の日に生まれた。

希望の象徴となった子どもたち

父は、3月11日を境に故郷の福島から戻らなくなった。雪花は、失声症により言葉を発することができない。スクールカウンセラーの梢に“生まれた日によって希望を背負わされた人”が集まる「反希望クラブ」に誘われる。

誰にも言えない気持ちを持ち寄り、分かち合える「反希望クラブ」は、雪花にとって大切な居場所となっていく。ある日、雪花は、母のスマホを盗み見てしまう。

四六判/上製カバー装/304ページ。価格は、1,980円(税込み)。

■出典
株式会社文藝春秋のプレスリリース

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