「正しさ」という心理の綾を描く『あなたが正しくいられたとき』発売

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株式会社文藝春秋は、芦沢央(あしざわ よう)の最新短編集『
あなたが正しくいられたとき』を5月22日に発売した。

短編ミステリーの名手

著者・芦沢央は、1984年東京生まれ。2012年に『罪の余白』が、野性時代フロンティア文学賞を受賞し、デビューとなる。2018年には、『火のないところに煙は』で静岡書店大賞(小説部門)、2022年に『神の悪手』で将棋ペンクラブ大賞優秀賞(文芸部門)を受賞する。

2023年には、『夜の道標』で日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞。2025年に発売した『嘘と隣人』は、第173回直木三十五賞の候補作となった。また、山本周五郎賞、本屋大賞など数々の文学賞にもノミネートが続いている。

作家デビュー15年記念作品

『あなたが正しくいられたとき』は、日常に潜む人間の心の歪みや、「正しさ」が孕む危うさを描いた6つの物語を収録した。登場人物の行動は、決して他人事ではなく、彼らが信じる「正しさ」が、思わぬ悲劇や皮肉な結末を呼び起こす。

誰もが抱く切実な思いが、「正しさ」という名のナイフに変わる瞬間に驚愕する。自分自身の“正義”、価値観が激しく揺さぶられる短編集となっている。

表題作『あなたが正しくいられたとき』

主人公の窪田は、河原で行われた同窓会バーベキューに参加する。窪田は、元カノ・黒川の娘が川に落ちるところを目撃し、とっさに川へ飛び込み、少女を救助する。

窪田は、自らの行動を「正しい」と信じて疑わないが、物語が進むにつれて意外な真相が明らかになっていく。

四六判/並製カバー装/232ページ、価格は、1,980円(税込)。電子書籍も販売中。

■出典
株式会社文藝春秋のプレスリリース

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