「十二国記」シリーズから待望の最新作『幽冥(ゆうめい)の岸』が発売

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株式会社新潮社は、小野 不由美(おの ふゆみ)の「十二国記」シリーズの7年ぶりとなる新刊『幽冥の岸』を9月17日に新潮文庫から発売した。発売の翌日には、10万部の大重版が決定した。

「十二国記」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞

小野 不由美は、大分県中津市生まれ。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に在籍し、小説の技法を学ぶ。1988年に作家デビュー。「十二国記」は、1991年刊行の『魔性の子』からスタートした、壮大なファンタジー。2002年には、NHKでアニメ化もされている。

1993年には、『東亰異聞』が、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、話題を集めた。2013年、「残穢」で、山本周五郎賞受賞する。2020年には「十二国記」シリーズで吉川英治文庫賞受賞した。

その他の著書として、「ゴーストハント」シリーズ、『屍鬼』『黒祠の島』『鬼談百景』『営繕かるかや怪異譚』などがある。

シリーズ累計1400万部の大人気ファンタジー

「十二国記」では、私たちが住む世界と地球上には存在しない異世界がある。異世界では、神々が棲む五山を戴く黄海を、十二の国々が幾何学模様のような形で取り囲んでいる。王は、天命のある限り永遠の命を持ち、国を治める。霊獣の麒麟が宰輔として側に仕えている。

「十二国記」シリーズには、さまざまな国と人物が登場する。時間と空間が絡み合い、深遠で壮大な人間ドラマが展開される。新潮文庫版で、全10点15冊が刊行されている。

「十二国記」35周年記念の節目に発売

『幽冥の岸』は、命の意味を問う全4編の物語となっている。男は、戴国からの旅人。妖獣を狩ることを生業とする人々の逞しさを知る。黄海で暮らす娘・琅燦(ろうさん)にとっては、男が語る国や政が標になる。

今回、新刊の発売と同時に、「十二国記」シリーズの電子書籍版が発売となった。第1弾として、『魔性の子』から『風の万里 黎明の空(下)』までの7冊の配信がスタートした。

文庫判/368ページ。価格825円(税込み)。

■出典
株式会社新潮社のプレスリリース

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