声で聴く寺山修司。幾原邦彦選の詩集がAudible配信へ

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株式会社双葉社は4月10日、寺山修司生誕90周年を記念した詩集『世界の涯てを生きるあなたへ 寺山修司詩集』のAudible版の配信を開始した。

幾原邦彦が選び抜いた、人生に寄り添う言葉

選者を務めるのは、アニメーション監督の幾原邦彦である。

『少女革命ウテナ』『輪るピングドラム』などで知られる幾原が、寺山修司の膨大な作品群から、人生に寄り添うテーマごとに詩を選んだ。

寺山の詩には、既成の価値観や思い込みを揺さぶり、新たな視点をもたらす力がある。

幾原は、

人生は迷いの連続だ。選択することが多すぎて心が破裂しそうになる。
だから僕には詩が必要だった。寺山修司が必要だった。
(プレスリリースより)

と語っている。

堀江瞬と幾原邦彦、二つの声が詩の世界を広げる

Audible版では、声優の堀江瞬が朗読を担当する。さらに、幾原邦彦本人による朗読も収録されており、それぞれ異なる響きで寺山の言葉を味わえる。

活字で読む場合とは異なり、朗読では抑揚や間、息遣いが加わる。言葉が音として立ち上がることで、寺山修司の詩の魅力がさらに広がるだろう。

生誕90周年の節目に届く、寺山修司の言葉

寺山修司は1935年青森県生まれ。54年「チェホフ祭」で短歌研究新人賞特選を受賞。短歌、詩、演劇、映画、評論など幅広い分野で才能を発揮し、独自の表現世界を築いた。1983年5月、47歳で逝去。

生誕90周年という節目に配信される今回のAudible版。寺山の言葉が令和の今、新たなかたちで響く。

この世界をどう受け止め、どう愛していくのか。「人生は苦しみではなく、発見と冒険だ。寺山の詩は僕にそう言っている」と語る幾原邦彦が案内人となった、新たな寺山修司詩集である。

■出典
株式会社双葉社のプレスリリース

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