村上春樹の16作目の長編小説『夏帆 The Tale of KAHO』刊行

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株式会社新潮社は、村上春樹の長編小説『夏帆 The Tale of KAHO』の単行本と電子版を7月3日に同時発売する。

熱狂的なファン「ハルキスト」誕生

村上春樹は、1949年、京都市生まれ。両親が国語の教師で読書家に育つ。早稲田大学第一文学部卒業。1979年に『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞し、デビューする。

1982年には、長編小説『羊をめぐる冒険』で野間文芸新人賞を受賞。1985年には、長編小説『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で谷崎潤一郎賞を受賞した。1987年発表の『ノルウェイの森』が上下1000万部を売る大ベストセラーとなり、村上春樹ブームが起きる。

世界的評価の高い日本人小説家

日本国外でも人気が高く、これまでに多数の国際的文学賞を受賞。例年、ノーベル文学賞の受賞予想者候補に名前があがっている。デビュー時より、翻訳にも取り組んでおり、海外作家の多くの作品を翻訳出版する。その他にも、随筆・紀行文・ノンフィクション等も多数出版している。

デビュー作の『風の歌を聴け』をはじめ、『ノルウェイの森』など、映像化された作品も多い。短編の『ドライブ・マイ・カー』は、2021年に映画化され、カンヌ国際映画祭で日本映画初となる脚本賞を含む3部門を受賞。アカデミー賞では、国際長編映画賞を受賞した。

女性を主人公にした初の長編小説

『夏帆 The Tale of KAHO』は、2023年4月に刊行した『街とその不確かな壁』以来3年ぶりの長編小説となる。新潮社の月刊誌「新潮」にて、2024年6月号から2026年3月号まで4回に分けて発表された「夏帆」シリーズを加筆修正して刊行する。

村上春樹の長編作品としては、初となる女性単独の主人公が活躍する物語となっている。主人公は、26歳の絵本作家・夏帆。初対面の男性に「正直いって、君みたいな醜い相手は初めてだよ」と告げられる。夏帆の周りで、さまざまな奇妙な出来事が起こりはじめる。

現在、書影は未公開。単行本は原稿用紙650枚、全1巻の352ページ。価格は、2,860円(税込み)。

■出典
株式会社新潮社のプレスリリース

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