株式会社ポプラ社は、寺地はるなの新作小説『雨が降ったら』を5月25日に発売する。ポプラ社の公式通販サイト「kodo-mall」では、特典付き書籍を数量限定販売する。

読者の心に寄り添う小説家
著者の寺地はるなは、1977年佐賀県生まれ、大阪府在住の小説家。2014年に『ビオレタ』が第4回ポプラ社小説新人賞を受賞し、翌年デビューした。2020年には、咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞する。
2021年には、『水を縫う』が第42回吉川英治文学新人賞候補となり、同作で第9回河合隼雄物語賞を受賞。第12回大阪ほんま本大賞を受賞した『ほたるいしマジカルランド』や映画化された『架空の犬と嘘をつく猫』、『川のほとりに立つ者は』など多数の著書がある。
その作風は、日々の中で感じる生きづらさや人間関係の細やかな機微を丁寧に掬い上げて描いていく。「心に沁みる」「ふわっと温かくなる」など、読者が増えている小説家である。
子どものころ想像していた大人にはなれなかったけれど
『雨が降ったら』は、連作短編集であり、さまざまな境遇に生きる40代の女性たちが、一風変わったお店「わかば洋傘店」を軸に、「これから」の人生にささやかな希望を見出していく。
48歳の初佳は、夫が浮気して離婚。古いアパートで独り暮らしをしている。子ども達は独立し、将来に不安がないわけではないが、思いのほか幸福に暮らしている。雨の日に『わかば洋傘店』で、女性店主から「雨が降ったら傘をさせ」という言葉と店名が大きく入った傘を貸してもらう。
数量限定予約商品を販売
特典は、ネーム入りサイン本と作品オリジナルクリアファイル(イラスト:いわしまあゆさん)が付いた特別セットとなっている。予約期間は、5月17日まで。販売数が上限に達し次第、予約受付は終了となる。
カバーは、リバーシブルになっており、好きなデザインが楽しめる。裏返すと、物語にも登場する「わかば洋傘店」の文字が登場する。
四六判/218ページ、2,750円(税込み)。

