「佐方貞人」シリーズの5作目となる長編小説『誓いの証言』

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株式会社KADOKAWAは、柚月裕子の新作となる長編小説『誓いの証言』を刊行した。同作は、累計60万部を突破した「佐方貞人(さかた さだと)」シリーズの5作目である。長編の弁護士編としては、1作目の『最後の証人』以来、16年ぶりとなった。

警察ミステリー『孤狼の血』シリーズがベストセラー

柚月裕子は、岩手県釜石市出身の小説家。2008年に第7回「このミステリーがすごい!」大賞を「臨床真理」で受賞し、デビューする。2013年には、『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞を受賞。

2016年には、警察小説『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞する。同作は、2018年に映画化され大ヒット。他にも『朽ちないサクラ』、『盤上の向日葵』、『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』等、人気の作品が映画やドラマとして映像化されている。

テレビドラマ化もされたヤメ検弁護士シリーズ

「佐方貞人」シリーズは、検察官を辞めて弁護士に転身した「ヤメ検」の佐方が、難解な事件の真相を追う法廷ミステリー。弁護士時代を描いた『最後の証人』、検事時代を描いた『検事の本懐』『検事の死命』『検事の信義』の4作がある。

東京・中野に弁護士事務所を構える佐方は、無罪を訴える旧友・久保利典を信じて弁護を引き受ける。久保は、クラブの女性から不同意性交等罪で訴えられていた。久保と女性の過去を調査していくと約20年前に香川で起きた、ある石職人の死亡事故が浮かび上がる。

深い友情に胸が熱くなるリーガル・サスペンス

物語は、佐方の視点による東京編と香川県蕃永町の石職人・大橋猛の視点で描かれる香川編が交互に進む。香川編では、美しく頑丈な最高級石材「蕃永石」に懸ける職人たちの思いと相克が描かれる。

不利な証拠がそろい、勝ち目がないかと思われた裁判で、佐方はどう決着をつけるのか。終盤の法廷シーンで明かされる事実と佐方が伝えた真実とは。

四六判上製/384ページ、2,090円(税込み)。電子書籍も配信中。

■出典
株式会社KADOKAWAのプレスリリース

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