新鋭作家・大滝瓶太のSF作品群が河出書房新社から発売

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河出書房新社は、大滝瓶太(おおたき びんた)初のSF作品集『花ざかりの方程式』を3月12日に刊行する。

大注目の新鋭、大滝瓶太

大滝瓶太は、2018年に『青は藍より藍より青』で第1回阿波しらさぎ文学賞を受賞。同年、『たべるのがおそい』(書肆侃侃房)で短編小説「誘い笑い」が掲載され、小説家デビューとなる。

その後、文芸誌で純文学・SFを中心に小説を発表。2023年には、ミステリ界を騒然とさせた長編『その謎を解いてはいけない』(実業之日本社)で単著デビューを果たした。

小説の実作・批評のほかに、ウェブメディアにコラムやエッセイを寄稿。読書エッセイの『理系の読み方』(誠文堂新光社)は、高く評価されている。

SFと現代文学の間を切り開く「本当のデビュー作」

『花ざかりの方程式』は、「S-Fマガジン」に掲載された表題作をはじめ、各文芸誌に掲載され、読者・作家・編集者から数々の讃辞を受けたSF短編集となっている。

収録作品は、「未来までまだ遠い」「騎士たちの可能なすべての沈黙」「ソナタ・ルナティカOp.69」「誘い笑い」「ザムザの羽」「演算信仰」「コロニアルタイム」「白い壁、緑の扉」「花ざかりの方程式」の9つ。

締めくくりとなる作品「花ざかりの方程式」は、方程式の末端に咲く花を発見した数学博士とその家族たちの人生を描いた、美しくも切ないファミリーヒストリー。

「大滝瓶太」を割らずに原液のまま楽しんで

それぞれの作品では「理系文学」的な世界観が広がり、カフカ・ボルヘス・ヴォネガット・カルヴィーノ・漱石などの文学への愛を気づかされる。

“論理的でありながらも、どこか切ない”リリカルなセンスオブワンダーに満ちた、胸を打つ作風が魅力となっている。

初回出荷限定特典として、『らんま1/2』EDアニメーション・WIREDの漫画連載等、アニメーション・コミック・イラストで活躍する、北村みなみによるカバーイラストのポストカードを封入。

四六判/並製/264ページ、税込み2,090円。電子書籍は4月以降に発売予定。

■出典
株式会社河出書房新社のプレスリリース

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