透明書店が無人営業と古本買取を本格スタート スモールビジネスの挑戦を後押し

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freeeグループの透明書店株式会社が運営する「透明書店」は、2025年4月11日より無人営業と古本買取を本格開始。スモールビジネスのリアルな現場から発信を続ける本屋が、さらなる挑戦へと踏み出した。

freee株式会社(本社:東京都品川区)のグループ会社である透明書店株式会社は、台東区・蔵前にて運営する「透明書店」で、無人営業と古本買取を2025年4月11日(金)より本格的にスタートさせた。スモールビジネスの可能性を広げる実験的書店として注目を集めてきた同店が、営業機会の最大化と新たな収益モデルを模索する。

これまではテスト運用だった無人営業だが、営業時間外の利用希望が多かったことを受けて本格導入に踏み切った。月曜・木曜~日曜の19時から翌12時、火曜・水曜は終日が無人営業の時間帯となり、キャッシュレス決済のみで書籍購入が可能となる。

さらに、freeeのサービス「freee許認可」を活用して古物商許可を取得し、古本の販売に加えて古本買取も開始。4月11日から5月6日までの期間限定で、通常の2倍の価格で買い取るキャンペーンも実施される。

「透明書店」は、経営の裏側や日々の出来事まで包み隠さず共有するスタンスで知られ、「透明」「自由」「素敵な小さな出版社」をテーマに、ジャンルを問わず3,000冊以上の書籍を取り揃える。また、AIによる副店長「くらげAI」も活躍しており、来店者との会話やおすすめ書籍の提案も行う。

本屋としての役割を超え、スモールビジネス支援の一環として立ち上げられた透明書店。freeeは今後も、店舗運営を通じて得た知見を自社サービスの改善や新たな支援策へと反映していく考えだ。

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